豪日研究プロジェクト
― オーストラリア人と日本人の戦争観  ―

AWM 120438 (オーストラリア戦争記念館)
1945年10月24日、北東ボルネオのサンダカン捕虜収容所。オーストラリア兵が捕虜収容所で見つかった個人の所有物を調べている。1945年1月初頭に日本軍は1500人のオーストラリア軍捕虜と1000人のイギリス軍捕虜をサンダカンから256キロ離れたラナウに向かい数回にわたって死の行進に駆り立てた。生き残ってラナウに到着したものも終戦前の最後の数週間の間に処刑された。わずかに6人の兵士(全員オーストラリア人)が行進中に脱走してこの事件を伝えることになった。また、これとは別に病気のために動けず、サンダカンを離れられなかった292人の捕虜も日本軍によって虐殺された。


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